受験に向けて焦りや不安を感じているのに対策が分からない
受験期に焦りや不安を感じてしまう理由
受験が近づくにつれて「今の勉強法で大丈夫だろうか」「志望校に合格できなかったらどうしよう」と、焦りや不安を感じる生徒や保護者は少なくありません。
焦りが生まれる最大の原因は、「やるべきことの優先順位が見えていないこと」と「他人との比較」にあります。
模試の判定や周りの進捗状況に心が振り回されると、本来集中すべき自分の課題が見えなくなってしまいます。
まずは「焦る必要はない」と受け入れ、現状を冷静に整理することから始めましょう。
現状を整理すれば「今やるべきこと」とその緊急性の度合いが見えてきます。
1. 現状の把握と適切な方針設計
まず「現状の把握」の第1歩として自身や家庭を振り返り、そして問いかけてみましょう。
「受験を考えるのに十分な知識や能力を持っていますか?そもそも『焦り』や『不安』があるのは知らないことに原因があるのではありませんか?」
もちろん、「あなた」自身で WebやSNSを利用して調べることも必要です。
しかし、受験の先輩や専門家といった「メンター(指導者・相談相手)」を活用することも大変有効です。
彼(女)らは、「あのとき、こう(指導)したからうまくいった」という成功体験や、反対に「こう(指導)すれば良かった」という失敗体験を持っています。
その経験は、「あなた」の現状を客観的に把握し、加えて今後の有効な勉強計画を立てるのに大いに役立つはずです。
ネットやAIは「あなた」を知りませんから、一般的なコメントは発信しますが具体的なアドバイスはしてくれません。
一方メンターは、「あなた」の将来の「夢」を聞いて、進路や志望校選択の相談にも乗ってくれます。また、その志望校に合格するためには何を重点的に補強しなければならないかを、「あなた」の現在の学力を見てアドバイスしてくれます。
メンターは、失敗できない自身の受験を控え不安を抱える「あなた」にとって、強力な援軍となるに違いありません。
2. 受験スケジュールの早期かつ正確な把握
第一歩は、スケジュールの早期かつ正確な把握とその可視化です。
まず、部活の大会や学校行事など決まっている日程をまとめましょう。また学校の定期テストや外部模試などは分かり次第追加します。
志望校はメンターとの相談などを経てじっくり考える必要がありますが、決まったらすぐに検索サイトや学校HPなどをブックマークしましょう。出願期間や試験日などが公開されたら、こちらもすぐにスケジュールに追加します。
そしてこの段階で必要なのは、このスケジュールをカレンダーやスケジュール表に可視化することです。
この作業に時期尚早はありません。
例えば、「受験勉強」を部活の大会直前に焦って始めるのは、部活にも受験勉強にも良い影響はありません。部活を引退したら切り替えて勉強に励みましょう。
しかし、スケジュールを調べて可視化する作業は書き込めば終わりで、時間はかからず部活に影響はありません。
何よりこの作業を早く行うことで全体の流れを正確に掴み、「いつから何を始めるか」という切り替えや「いつまでに何を完了させるべきか」という逆算思考が身につき、パニックに陥るリスクを大幅に減らせます。
3. 小さな目標(スモールステップ)の設定
焦りや不安を生む大きな原因の一つに、過大な目標設定があります。
スケジュールを可視化していざ取り組んでみても、なかなか思うように結果は出ません。
ついつい焦って「あれも」「これも」とやらなければいけないことを増やしてしまい、結局それを消化できずさらに焦る…悪循環です。
例えば、「毎日10時間勉強する」といった大きすぎる目標は挫折の元です。
「今日は英単語を20個覚える」「数学の過去問を1年分解く」など、確実に達成できる小さな目標を立て、成功体験を積み重ねてください。
この積み重ねが自信となって、焦りや不安を軽減するのに役立ちます
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